栄養士 自己PRの書き方【例文付き】
栄養士の就職活動で、一番大事なのは、まずは面接官に会いたいと思わせることが一番の重要なポイントです。
面接まで辿り着けない原因としては、履歴書が考えられるでしょう。
栄養士である、あなたに会って面接をしたいと思わせるようにする為には、
人事担当者が、あなたのことを判断する材料である、履歴書が重要になります。
その履歴書ですが、面接担当者は、どこを見るか?というと【自己PR】です。
ご存知の方も多いと思いますが、栄養士の転職の門は狭く、採用人数も企業によって異なりますが、募集人数も少ないのも現状です。
その中で、内定を勝ち取る為には、いかにして採用担当者に対して
「自分は会社にとって必要な人材です。」
「自分を雇えば会社に、こんなことで貢献できます。」
と思わせることが大事です。
つまり、自分を相手に売り込むということが必要不可欠です。
栄養士としてキャリア(仕事で積み重ねた経験のことです)がある場合、実務経験を自己PRすることが絶対に必要なのです。
私が、面接担当者だった時の経験から言わせていただくと、履歴書を見て会って面接してみたいと思うのは、以下の3点です。
@会社や組織に必要な人材なのか?
Aこの人なら栄養士として、ウチの会社にピッタリだ。
Bウチが抱えている問題を解決してくれる可能性がありそうだ。
その為にも、履歴書にしっかりと自分の今までの経験をPRすることが、重要だと私は考えます。
では、栄養士の皆さんが、面接につながるような自己PRの書き方を例文で紹介しようと思います。
老人ホームで働きたい人の自己PR例
私の父が老人ホームに入り、その中で安心して栄養の高い食事を提供している老人ホームの栄養士を見てきました。私も栄養士ですが、食事で父の変化がじょじょに変わってくるのを見てきました。毎回の食事が楽しみだ。と言っております。それまでは食事に関する楽しさなんかを言ってませんでした。これまでの知識と経験を活かして、利用者様の健康管理や食に対する安全に気を配り安心して暮らしていただけるような環境作りをしていきたいと思っております。
管理栄養士の資格を持っている人の自己PR例
保育園で3年間の経験を積んだ中で、食の命に関することに心がけてきました。例をあげるならば、子どもたちと調理をすることだけでなく、食を栽培するところから始めました。例えば、サラダを作る際には、トマトのタネから買ってきてトマトを栽培し、感謝をしてトマトをいただくことなど経験してきました。その結果、トマトが嫌いな子どもたちが好きになったりと嬉しい経験をしました。この経験は管理栄養士としてとっても良い経験をしました。これからも食に対する喜びを色んな人たちと、分かち合いたいと思います。
病院に努めていた経験の自己PR例
管理栄養士としての知識を発展させるために、毎日が勉強の日々です。私は疑問に思ったことや、興味を持ったことは貪欲に図書館やネットで調べたり、周りの友人や家族からも意見を聞いたりしています。更に、患者さんからは、「あなたがイベントを主催するときが一番の楽しみなんですよ」と言われたときは、今まで勉強していたことが役に立った。ととても嬉しかった日でした。そのことで、委員長からお褒めの言葉をいただきました。これからも、更なる発展が見込まれる医療分野において、管理栄養士の資格を持つ私として、つねに勉強することを忘れないように心がけていきたおと思っております。
コミュニケーションが得意な人の自己PR例
前職や現在でも、人と話すことが大好きです。とくに人と話す機会が非常に恵まれていた仕事でしたが、人当たりが柔らかいネ。と言われます。そのコミュニケーションを活かして、周囲の人に役立てていただけるコトがとても楽しく、やりがいを感じていました。好奇心も旺盛で、医療関係の展示会などに参加したときは展示物のポスターを作成した経験もあります。
調理が好きな人の自己PR例
私は、人をもてなすことが得意です。
私の友人の誕生日パーティーを企画して、友達を集め私が料理を振舞います。
サプライズで、友人の地元の料理を作って、楽しんでもらいます。
誕生日が開催される前に、地元の料理のことをよく研究して、試作で本格的に作って知り合いの友人に食べて感想をもらい、改善できるところは、本番までに100%に近づけるようにします。初めて作った料理が多いのですが、「美味しかった。有難う。」と言ってくれました。その「有難う」という言葉が、やって良かった。という自信にもつながりました。〇〇病院は、管理栄養士として、多くのことを経験し、学んで改善していくことが出来る施設であると考え志望致しました。また研究施設も備わっていることに魅力を感じたのも志望動機の一つです。
薬局に勤務していた経験のある人の自己PR例
今まで、医療関係の業務、特に身近な医療としての薬局に興味があります。そのきっかけは私が体調不良の際、薬局で処方してもらい、私のことを気遣ってくれて、薬を飲む前に、どんな食事をしたら良いか。どんなものを口にすると良いのか。を丁寧に教えて頂きました。私も来店されるお客様に同じように対応したいと思いますし、身近な薬局になってもらえるような仕事がしたいと思います。また、日頃より健康を考えた食事をしておりますので、お客様への食事療法やレシピなど提案することもできます。貴社では薬関連のことだけではなく、サプリメントや食事療法についての業務にも力をいれているため、私のスキルを活かせるのではないかと思い、応募いたしました。
例文を書いてみたものの、あなたにしっくりこなかったり、今までのキャリアに合わない場合があるかもしれません。
そんなときは、どうすれば良いでしょうか?
まずは、今ままでのキャリアを整理して、自己分析することが必要です。
リクナビのグッドポイント診断の登録から診断までの流れ
とはいえ、今までのキャリアを振り返るには、時間がかかります。
もっと簡単に、あなたの強みをアピール出来る簡単なツールがあれば良いと思いませんか?
しかも、それが無料で使えるツールなら、使ってみたいと思いますよね。
その答えは、リクルート社が提供している【グッドポイント診断】という会員限定のサービスです。
そのサービスは、選択形式の質問に回答していくと、あなたでは気づかない特徴を、文章にしてくれます。
これからの自分の人生を決める上で、「自分の強みってなにかなぁ〜?」と悩む前に、
この診断で、あなたの本質を発見して下さい。
私も半信半疑で、このグッドポイント診断をやってみました。
ちょっとビックリするくらい当たってましたよ!
このグッドポイント診断は、おおよそ30分程度の時間がかかりますが、選択肢をチョイスする簡単なテストです。
このグッドポイント診断を受けるには、まずリクナビネクストへの登録してから、ログインをします。
▼スマホ向けリクナビネクストのTOPページ
※「ログイン」をタップして下さい。
▼ログインページ
※登録したIDとPASSを入力して「上記に同意してログイン」をタップします。
ログイン後、下にスクロールして「グッドポイント診断」をタップして下さい。
▼あなたのマイページ
※「グッドポイント診断」をタップして下さい。
▼グッドポイント診断ページ
※「診断スタート」をタップして下さい。
グッドポイント診断を受ける際の3つの注意点
このグッドポイント診断ですが、私もやって見て分かったのですが、注意点が3つあります。
その1つ目は
この「素直な気持ち」ですが、とても大事なことで、
自分が思っているこうなりたいという理想像で回答してしまうと、本当のあなたではない診断をされてしまいます。
自分を再認識出来ませんし、再発見もすることも出来ません。
自己PRも、本来のあなたでは無いので、面接までたどり着くことも難しいでしょう。
さて、2つ目ですが、1つ目にも関わってくるのですが、
一度、グッドポイント診断を受けたあとに、やり直しは出来ません。
会員一人に1回が限定の無料サービスです。
ですので、注意して下さい。
そして、最後の3つ目ですが、
ゲームのようにセーブや保存が出来ません。
おおよその時間が30分〜40分かかりますので、診断を受ける際は、時間の余裕を持って受けて下さい。
これらのことをまとめると、気持ちが落ち着いたときで、時間に余裕がある時が良いでしょう。
私の妻にもグッドポイント診断を受けてもらいましたが、彼女いわく
「仕事から帰ってきて、お風呂から上がって少し経ってからの方が気持ちが落ち着いいるから、それから診断を受けた方が良いかもネ」
と言っておりました(あくまでも個人の感想ですが・・・。)
これからグッドポイント診断を受けようと考えておられる方は、下記にてチェックしてみて下さいネ。
おすすめ記事
- 栄養士が辞める前にやっておくべき準備とは?
- 保育園の栄養士を辞めたい。リアルな対処とアドバイスはコチラ。
- 寝ても仕事の疲れが取れない。4つの対策方法について。
- 栄養士辞めたい 辞め時の7つのタイミング
- 栄養士の転職活動は、いつから始めるのが正解?
- 栄養士が失敗しない為の転職を教えます。
- 栄養士の自己分析はこうやるのが鉄板です。
- あなたにピッタリの会社を探す方法とは?
- 求人票に書いてある転職用語集はコチラ
- 自己PRの書き方が分からない方はコチラへ
- 栄養士向け自己PRの書き方はコチラです。
- 成功させる為の履歴書の書き方を紹介
- 面接に通りやすい履歴書の書き方はコチラ
- 志望動機を集めてみました。
- 転職を成功させるカギをご紹介します。
- 履歴書の写真って大事なの知ってましたか?
- 栄養士の職務経歴書の書き方はコチラです。
- 面接へ行く前に事前準備方法はコチラで紹介しています。
- 【完全無料】転職で役立つ無料ツールをご紹介します。
- 栄養士が転職をしたいなら登録しておきたい転職サイトについての紹介
- 転職エージェントは利用しないで下さい!
- 保育士向けの転職紹介ページはコチラです。